青春時代の思い出、ワンオブゼム【忘れられない思い出#0】

随想

昨日、一昨日の小旅行で撮った写真や映像の整理をしていた。
運転中、子供が環八沿いで撮ってLINEで投げてくれたこの写真。
胸がキュッとなった。

IMG_2373

これは、俺が新聞奨学生をしていた大学1年生の時の、世田谷区上野毛の日経新聞の専売所だ。

俺は浪人時代に平井という江戸川区の街で、新聞奨学生として新聞を配達と集金をしながら予備校に通っていた。

罪作りな制度だが、
これがなければ、未来がなかった

田舎からお金が無い学生に、東京に出れば何とかなるという夢を見せて集め、新聞を配達させる。
挫折したり、夜逃げをしたり、そのまま学業を放棄して新聞配達専業に人も数多くいたと記憶している。
俺もご多分に漏れず、想像以上にどうしようもなくモチベーションが上がらず凹みっぱなしで、つらくみじめな毎日だった。
手をインクで真っ黒にして、短パンTシャツで御茶ノ水の駿台予備学校に通って気味悪がられたものだ。
でも、この新聞奨学生という制度がなければ俺は東京に来ることも、人並みの生活を送ることもできなかったけれども。

気合いで何とか大学に合格。
場所を江戸川区平井から世田谷区上野毛に移し、そのまま新聞奨学生を続けることにした。
だけど・・・きらびやかな大学と何ともみじめな配達生活は、あまりにも対照的すぎるコントラストだった。
そのうち俺は、東京には様々な稼ぐ手段をあることを発見して、新聞奨学生を辞めることとなった。

いつか・・・

その辞めた専売所がこの写真の建物だ。
あの時、もう21年前と何も変わっていない。
ここにはまだ、新聞奨学生はいるのだろうか。

この専売所の人とは交流は余り出来なかったが、
平井専売所の同い年の二人とは、いつか同期会でもしたいな。

 

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能戸 淳

能戸 淳

北海道出身、金融界周辺に漂い二十数年、ですがその匂いが全く感じられないといわれます。 2021年からブログを雑記から「食事」「ガジェット」「お出かけと旅」「写真と動画」「あの日、あの時」「仕事」に絞り込んだ内容にし、それ以外は独立したサイトやSNSに順次分離します。

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北海道出身、金融界周辺に漂い十数年、ですがその匂いが全く感じられないといわれます。 2021年からブログ内容を雑記から「食事」「旅」「映像」「音楽」「資格取得」「生き方」に絞り込んだ内容にします。

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