4日午後は、非常に強い寒気により関東の平野部でも雪となった。
引用元: 関東の雪は峠越す 朝は路面凍結に警戒 (ウェザーマップ) – Yahoo!ニュース
ということで、今日はめちゃくちゃ寒かったな。
雪が降ると、とにかく電車が遅れるのが嫌だね。
っていうか、北海道出身の僕にとっては、雪と言えば社会人1,2年目を過ごした旭川での銀行員時代を思い出す。
あれはキツかったな〜。
何がキツかったかというと、
氷点下15度前後の気温の中、お客さんへの外回りで雪まみれになりながら自転車を漕ぐことね。
「さぶ〜」激寒の中の自転車営業
ホント、あの時乗っていた自転車のタイヤが、何と「スパイクタイヤ」だったんだよね。
あれは、北海道出身の僕も始めて見たね。
そんな自転車を押しながら(乗ったら転倒しちまう!)、氷点下十何度の中をウロウロしているとマジで凍死しそうになるわけ。
となると、嫌が上にもお客さんのところを訪問せざるを得なくなるんだよね。
外回り担当は、支店に居ると「さっさと外に回って営業せい!」とドヤされて、朝一番からお昼まで支店の中に居られない。
さらに、お昼からノルマの見通しがつくまで、支店にも帰れないわけ。
だからといって、喫茶店なんぞに入ってサボってばかりいるとノルマの見通しも立たないし、第一当時は喫茶店に入るカネもなかった。
なので、法人個人問わず、駆けずり回るように1日中やたらとお客さんの所を訪問していた。
寒いからこそ身にしみる人の暖かさ
なので、用も無いのに押しかけるようにお客さんの家や会社に訪問することも少なくなかった。
そこでは、大抵、お客さんから「寒いのに大変だね、さ、お茶でも飲みなさいよ」と、お茶やお茶うけを頂いていた。
あれは本当に有り難かったな〜。
実際、僕も凍死寸前かという状態だったので、感謝の言葉もマジそのものだ。
そういうコミュニケーションも一つのきっかけとなって、大口預金をして頂いたりしていたものでさ。
でも、今、逆の立場だったら、僕はそんな暖かい言葉や行動をおこすことが出来るのだろうか。
時々そんなことを思う。
今の僕は、あのイノセントだった社会人1、2年目の心から随分かけ離れてしまっているような気がしてならない。
要は、スレている、荒んでいる、汚れているということだ。
あの皆さんが僕にしてくれた、寒い時にしてくれた優しい行動、言い換えれば、誰かが困っている時に手を差し伸べる優しさ。
そんな心だけは忘れちゃいけないね。
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