読書とブックレビュー

「柔」と「剛」、「静」と「動」。対象的な二人のダブルの攻めに胸が熱くなる(小沢仁志・白竜 著「顔で語るか、背中で語るか」を読んで#2)【読書とブックレビュー#45】

今日こそはと思ったが・・・!

ふー、今日も仕事時間一杯までイマイチ体調が良くなかった。
でも、家に帰って暫くした今の時間で、やっと整った感じ。
やっぱ、カゼもそうだけど、ここ数日の寒暖の差でヤラれたのかしら??

さてさて、今日は昨日の記事の


続きで、この本のレビューね。


本書は小沢アニキと白竜サマお二人のアウトロー哲学を語るというもの。
前半パートは小沢アニキ、後半パートは白竜サマがそれぞれソロで語るんだけど、もちろん対談もあるんだよね。

数ある作品で共演しているお二人なんだけど、役柄同様、本書でも対象的なスタンスだ。
「柔」と「剛」、「静」と「動」ってな感じでね。

小沢アニキの部 まさに「動」「剛」の世界!

まず、小沢アニキは豪快そのもの、まさに「動」の世界だ。
中ほどの白竜サマとの対談ではコミカルなトークをする小沢アニキ、このソロ部分では冒頭から「情熱」という言葉を教えてくれる。
というのは、アニキにはある2つの悔しさがあるというのだ。
それは、これだけアニキの作品を観てきた僕も未だ観ていないが名作と言われる
「SCORE」

の興行成績が振るわなかったことがひとつ。
そして、アニキたちが立ち上げたMGPという制作会社の破綻だという。

この会社は僕が小沢アニキ主演の作品をDVDで観た際に何度かクレジットが出てきたので聞き覚えがあった・・・。


そういった「男の悔しさ」、そしてそれをマグマとしてグツグツと煮えたぎられせることで、小沢アニキは「情熱」というものが無くならないというのだ。
小沢アニキの作品を観ると、年を経るごとに円熟味を増しているんだけど、にも関わらず枯れず情熱がほとばしっているのは、こういう理由だったのかと・・・!

白竜サマの部 まさに「静」「柔」の世界!

そして、白竜サマのパート。
こちらは、まさに「極道の紋章」の津浪を地で行くような「知略」あふれる語り口、まさに「静」の世界だ。

そう言えば、「極道の紋章」でものっけから白竜サマと小沢アニキは共演しているんだった。
ホント、シリーズ第1作はヤバかった。
主人公の組織のカシラである津浪=白竜サマが、対立する組織を吸収すべく、結果として幹部で男気あふれる小沢アニキを・・・という何ともヒドイ仕打ちを。
でも、津浪=白竜サマの知略あふれる冷徹な姿を観て、倒れそうになるぐらい惚れ込んでしまったことを思い出す。
津浪=白竜サマの言葉もヤバイ。
特に「情けを掛ける相手を間違えると命がいくつあっても足りない」という言葉は名言中の名言だ。
僕も実生活で、この言葉を噛みしめることがホント、今でもよくあるんだよね。

この白竜サマのパートは「一級品の自己啓発書」を読んでいるような錯覚を起こす。
のっけからこんな話が。
「人生のすべてを『サビ』にできないから、ときに力を抜き、『ここぞ』というときに全力を振り絞る。(中略)すべてが『サビ』のような生き方だったら暑苦しい」。
・・・もうね、さすが音楽と俳優を行き来する白竜サマなので「サビ」という表現、でもこの言葉ってとってもしっくりくるんだよね!
そして、
「深い理解は、人生を豊かにしてくれる」。
これね、よく「(時間的に)『長く』やることは素晴らしい」とかいうヤツがいるんだけど、表現が全然違う。
「深い理解」なんだよね。
例えば仕事でもそうだけど、長くやってりゃいいもんじゃない。
長い間会社に勤めている社員でも全然進歩がなく、新入社員の方がよほどスキルセットが高い場合って結構あるわけだ。
だから、この白竜サマが言う「時間」の長さじゃない「深い」という表現はとてつもなく心に響いたわけ。

これは本書ではないけど、何かの本を読んで気になったのでパシャ!
ホント、この言葉の通りだよねー。


他、「立ち止まることもポジティブな選択」
「諦めなければ道は続く」

という言葉も良かったけど特に素晴らしかったのは、
「よく金で失敗する人は、使う前に一度、腹いっぱい飯を食ってみてはどうだ?」という箇所。
白竜サマによると、食欲が満たされると不思議とものへの欲求が満たされるというのだ。
マジか!!!

ということで、このお二人の本、これからも折に触れて読み返そうとかなと。
と、同時に、これからもお二人の作品を観続けていきます。

 

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能戸 淳

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北海道出身、金融界周辺に漂い十数年、
ですがその匂いが全く感じられないといわれます。
金融絡みの内容は書きません。中身はアラフォー関連のライフスタイル中心です。
なるべく楽しいエントリで埋め尽くしたいのですが、人間ですので辛口になることが多々あります。ご容赦をw

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