映画・DVDレビュー

追悼・松方弘樹さん 僕が愛した主演作品ベスト3【映画・DVDレビュー】

「え、冗談だろ!」

昨日、仕事中にトイレに行ったついでにスマホでニュースをチェックしたら、松方弘樹さんの訃報が。
前々から松方弘樹さんが入院中ということでファンとしてとっても気にかかっていたんだけど、まさかと。

僕は松方弘樹さんが出ている作品は数年前まで積極的に見ていなかったんだよね。
っていうか、僕の世代ではよくありがちなんけど、
「元気が出るテレビ!」に出ていたよく汗を拭くおじさんで、
パイプカットするぐらいのプレイボーイ
という認識しかなかった。

それがある作品(今回紹介する「ベスト2」の作品)を見てから完全にヤラれてしまった。

ということで、僕が愛した松方弘樹さんの作品のベスト3を突然紹介するね。

コメントは作品を見た当時僕のメディアマーカーに書いたものに加筆しています。

第3位 北陸代理戦争



深作欣二監督、松方弘樹さん主演の作品。
舞台は北陸三県。
北陸というと、雪が深いという印象でひょっとすると人によっては北海道≒北の国から的な牧歌的なイメージを持つ人もいるかも知れない。

北陸を牛耳っていたというある有名な組織の長が、松方弘樹さん演じる主人公のモデルだ。
その主人公は所属していた親分をも脅しをかけ、その親分が関西の巨大組織に助けを求める。
それを受けて巨大組織は北陸に進出。
そして、ラストシーンに向けて怒涛の展開を見せる・・・って感じのストーリー。

主人公の荒々しい生き方に度肝を抜かれるスゴイ作品だったね。

第2位 修羅の群れ



この作品はもう完全に★★★★★っていうか、★★★★★★★★★にしたいぐらい。
松方サマの男気1000%の極上の作品。
脇を固める方々が、鶴田浩二さん、菅原文太さん、丹波哲郎さん、北島三郎さん、若山富三郎さん、北大路欣也さん、小林稔侍さん、清水健太郎さんなどなど。
これほど豪華な方々を揃えたなという意味であり得ないメンバー。
ストーリーはあの大組織を興した方の一代記。
まさに言うことナシです。

第1位 武闘派の道1・2



これは本当に素晴らしい作品だった。
2015年と今となっては晩年の作品ともいえるけど、僕にとって松方弘樹さん主演作品のぶっちぎりのナンバーワンだ。
ストーリーに破綻がなく、かつ、出演者全員が完成度の高い演技を魅せてくれて、本当に観ごたえがあった。

松方弘樹さん演ずる主人公は対立組織への殺しで20年服役。
出所すると、曽根晴美さん演ずる兄貴分からのっぴきならない依頼が。
しかし、それは兄貴分の野望が裏にあった・・・という感じ。

松方弘樹さんのゴージャスとも言える演技にはのっけから痺れるのは当然として、側近として脇を固める宮本大誠さん(サラリーマン的風貌が良し!)、川本淳市さん、そしておなじみの舘昌美さんの3人ががそれぞれとても良い演技をしている。
そしてヒロインの麻美ゆまさんはとても愛らくかつ素晴らしい演技。
もちろん、小沢和義さんや木村圭作さん、さらに松田優さんは言うまでもない。

この作品は前編の「1」と後編の「2」に分かれているんだけど、後編の「2」もキッチリ登場人物を描ききっているんだよね。


それぞれの出演者の演技力もスゴイんだけど、やっぱり松方弘樹さんのとてつもない存在感と重厚さ。
どうして、こう、名優と呼ばれる人は、見ず知らずの僕のような人間を画面から包み込むような深い演技が出来るんだろう?
本当にスゴイなって思う。
ラストシーンのあの切なさ。
こんなに色々な意味で「強い」男でさえ、「武闘派の道」を歩む者の行末はこういうものなのかと、何とも切ない思いにかられてしまった・・・。

これだけスゴイ演技をして、全くの見ず知らずの人を魅了する松方弘樹さん。
そんな彼でも亡くなったのだ。
だからこそ、僕みたいな何者でもない人間は、だからこそ誰にも振り回されずに精一杯自分の人生を生きていきたい。
あらためて、決意を新たにしたわ。
ありがとうございます、弘樹様!

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でheavenjunをフォローしよう!

能戸 淳

投稿者の記事一覧

北海道出身、金融界周辺に漂い十数年、
ですがその匂いが全く感じられないといわれます。
金融絡みの内容は書きません。中身はアラフォー関連のライフスタイル中心です。
なるべく楽しいエントリで埋め尽くしたいのですが、人間ですので辛口になることが多々あります。ご容赦をw

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス モッピー!お金がたまるポイントサイト

関連記事

  1. 「ボヘミアン・ラプソディ」驚きと音楽を心底楽しめる2018年最高…
  2. 「いつかギラギラする日」スピード感がハンパない全員狂気な映画!(…
  3. 「聯合艦隊司令長官 山本五十六」人を盲信する前に自分の眼力をより…
  4. 胸を打つ天才同士の魂の対話にページを開くことさえ愛おしい:石原慎…
  5. ヤマトの魅力・・・それは「使命」を持って生きることへの憧れだ(「…
  6. 救いようがない中に希望を見出す【ネタバレあり】
  7. 「 最も危険な遊戯 」優作さんの魅力あっての作品で、優作さんじゃ…
  8. 「僕はこの賭けをやらなければ、生きている意味がないんだ」ーーー『…

時系列別記事リスト

投稿カレンダー

2019年6月
« 5月    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

フォトギャラリー

PHOTOHITOブログパーツ

Firefox for Fire TV

新品価格
¥0から
(2018/1/8 18:21時点)

能戸淳のYouTube

カテゴリー

アクセスカウンター

  • 140現在の記事:
  • 582573総閲覧数:
  • 55今日の閲覧数:
  • 434昨日の閲覧数:
  • 3428先週の閲覧数:
  • 8459月別閲覧数:
  • 294一日あたりの訪問者数:
  • 0現在オンライン中の人数:
  • 2013年6月2日カウント開始日:

最新記事

能戸淳のPinterst

PAGE TOP