資格取得が趣味の僕、今日は情報セキュリティマネジメント試験を受験した。
次の試験は5月の全経簿記能力検定試験2級だけど、CBTのPBコーディネーターを先にするかも。
6月の嵐のような試験漬の日々に備え、5月は受験(アウトプット)を控えめにして、インプット重視で行く。
その会場が東京都市大学、最寄り駅は東急大井町線の尾山台駅だった。
このあたりのエリアは僕の「聖地」だ。
何を言いたいかというと、このあたりは僕の東京生活の原点の場所ということ。
つまり僕は上京して新聞販売店に住み込みをして新聞奨学生をやった挙句大学に合格したんだけど、大学入っても新聞奨学生を続けるべく住み込む新聞販売店を移ったわけ。
その新聞販売店の2カ店目がこのエリアにあったのだ。
そんな「聖地」のあたりに今日僕はだいたい25年ぶりに再訪したのだ。
落ち着かず、コーヒーを飲む
試験が終わったのは14時。
僕はソワソワしていた。
試験の手応えは十分にあったので、試験結果にソワソワじゃなく、「聖地」を訪れるか否かをソワソワしていた。
ま、訪れると言っても25年近くも前に居たので僕を知っている人は誰も居るはずも無いので、通りがかって眺めて写真を撮るぐらいだけど。
・・・で、結局行くことにしたんだけど、とてもソワソワしたので落ち着くためにコーヒーショップに入った。
僕はアイスコーヒーを飲みながら、色々と考えをめぐらした。
「あの時のあの場所は今どうなっているのか」。
「ああ、あの駅のホームから入学式にいったよな」。

東京都市大学って尾山台の駅からは徒歩15分ぐらい。
試験は午前と午後に分かれていて、ランチは一旦尾山台の駅近くの商店街へ。
雨風の中での往復はため息ものだったけど、美味しいランチを頂いた。
でも、そのうちその巡らす考えは「懐かしさ」から変容していった。
そして
「何か今、ビックリするぐらいフツーだよな」
「何に対しても誰に対しても恐れも引け目も感じることなく前進するのみだった19歳のハートが今もあるんだろうか」
って。
そう思った瞬間、僕は店を飛び出し大井町線に乗り込み、新聞販売店がある駅に降りて新聞販売店を眺めると、
43歳の僕のハートは19歳になった。
そして、何だか妙なエネルギーみたいのを貰った。
パワースポットって言葉が随分前に流行ったけど、ここは僕にとってはそのひとつなんだろう。
こうやって立ち止まり振り返る機会が無いと、元々怠惰な僕は流されっぱなしになる。
帰り道、大井町線同様に思い出が詰まっている東横線に揺られながら「これから」に想いを巡らした。
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