【政治と行政を学ぶ】

「東京都議会 委員会」を傍聴、「企業の会議と変わらないな」と。(後編)根回しはどんな組織でも必要【政治と行政を学ぶ#4】


今日の1枚「これはやらないでしょwww」

都庁の展望室に貼ってあったポスター。 スポーツ推進企業を募集とのこと。 「自社スポーツ施設の地域開放」(これはやるべきだよね)「オフィスで朝の体操」(うーんギリギリできるかな)「社員総出の大運動会」(イヤだけど健康にいいかも)・・・でもねぇ。 「バランスボールで打ち合わせ」 これはギャグでしょう!

都庁の展望室に貼ってあったポスター。
スポーツ推進企業を募集とのこと。
「自社スポーツ施設の地域開放」(これはやるべきだよね)「オフィスで朝の体操」(うーんギリギリできるかな)「社員総出の大運動会」(イヤだけど健康にいいかも)・・・でもねぇ。
「バランスボールで打ち合わせ」
これはギャグでしょう!

中編の続き、後編(完結編)です。
都議会の委員会を傍聴しに東京都庁にやってきた僕でしたが、傍聴券をゲットするまで時間が。
なので、第1庁舎の展望室へ。
そのうち、傍聴券が配られる時間に・・・。

今回はそこからの続きです。

まずは傍聴券をゲットしにいくが・・・

傍聴券が配られる12時近くなったので、展望室を降りて議事堂に向かうことに。

IMG_1670

議事堂の建物に入るためには入り口で、受付の紙を書く。
書くと、警備の方から入館証をもらい首から下げて、傍聴券が配布される議事堂2階の受付へ。

IMG_1728

受付に行くと、傍聴券が配られるとのことだけど、僕はゲット出来ないと思い込んでいた。
だって、この委員会って、「オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会」じゃない?
色んな問題が噴出しているさ。
だから、それこそ「右から左」「上から下」まで色んな人たちが傍聴に来ているんじゃないかと思ったわけ。

でもね、

IMG_1730

この通り、あっさりゲット出来たわけ。
っていうか、傍聴券をもらおうとしている人影すら見当たらなかったwww

いざ、委員会傍聴へ

定刻である13時の10分前ぐらいに、上の階にある委員会会場に向かった。

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こんなプレートを見るとテンションが上がる。
奥に進むと、奥行きがある廊下が。

IMG_1743

そして廊下にはこんな表示が。

IMG_1741

はい、僕はしっかり守りますよ。
ということで、いざ会場へ。

IMG_1740

凄いコンビネーションに口あんぐり!

オリンピック・パラリンピック推進対策特別委員会委員会が開催される第4委員会室はとても広い。

奥には委員の方々である都議会議員の方々が馬蹄形に配置された机に座っていて、その背後にはその議員の秘書か都の職員がいる。
その前には、恐らく東京都職員のオリンピック推進のために臨時で設立されたと思われるオリンピック・パラリンピック準備局の「官僚」の方々が3〜40人座っている。
その周り、左右と背後が傍聴席だと思われるが、明らかに僕とは待遇が違うのだ。

僕がこの委員会室に入った時にはこんな紙ぺら2枚を渡されたのみ。

IMG_2118

とか、これね。

IMG_2119

でも、僕以外の人たちは、封筒に入った(議事が進行した後に参照することになる)プレゼン資料と思われるものを渡されたようだった。
他、僕の隣に座った人は知り合いの腕章を腕にかけている人に声をかけた後、おもむろにマックを取り出して、カタカタやり始めた。
恐らく記者だろう。

僕の思い過ごしだったらすいません。

と思っていたら、唐突に委員会は始まった。

写真は事前に許可を貰えば撮影可能だった。
うーん、僕はツメが甘い。

今回の議事はこんな具合。

1 副委員長の互選
2 理事の互選
3 報告事項
(1)2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会実施段階環境影響評価書案(その2)について(説明)
(2)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた都立競技施設整備の進捗状況(その2)について(説明・質疑)
(3)東京2020オリンピック競技大会の追加種目について(質疑)
(4)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会会場計画の再検討の状況について(質疑)
(5)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた都立競技施設整備の進捗状況について(質疑)

もうね、1と2については、猛烈な勢いで「異議なし!」という声が響きあっという間に終了。

で、今回のメーンイベントといえる3の報告事項になるんだよね。

それが、凄いなと思ったわけ。
何が凄いかと言えば、「コンビネーション」なんだよね。

基本的に、この委員会の質疑は委員長が仕切るわけ。
で、委員(都議会議員)の方から、都の職員であるオリンピック・パラリンピック準備局の「官僚」の方へ、質問が飛ぶ。
そうすると、委員長が手を上げた都の官僚の方を指名するんだけど、「◯◯君」と委員長が呼ぶ声と、声がかぶらせながら官僚の方が「ハイ!」と言うわけ。

これには僕は目をシロクロだった。

ひょっとすると、こうすることが伝統なのかもね。

で、質問する委員(都議会議員)の方も、オリンピック・パラリンピック準備局の「官僚」の方も、原稿を読んでいる感じなんだよね。

もし読んでいなかったらすいません。
僕にはみんな下を向いて何かを読んでいるようにしか見えなかったもので。

これって、予定調和というか「あ・うん」の呼吸の世界だ。
こういう進め方に対しては色々な意見があるようだけど、僕はそれは全然悪いことと思っていない。

いかに議論を深く進めるかは事前の根回しにある。
これって会社の会議も同じでしょ。

会社の会議もさ、重要な会議になればなるほど事前の根回しが重要だよね。
っていうか、それが一番のキモだと思う。

そうしないと、決めるべきことが、いつまで経っても全く決められないことになる。
会議の日がゴールの日と定めて、それに向かって関係者は奔走するわけだ。

なので、会議は「お披露目会」というのが、会社の会議の実情だと思う。
会議の議題だけ定めて、「さあ質問してください。何でも答えますから」、で、後は行き当たりばったりなんてのは、ただの雑談にしかならないよね。
「何か」「何時までに」議論して決定する会議だからこそ、「仕事」なわけだからさ。

だから、恐らくこの委員会も、都の「官僚」の方々が委員の先生と事前に調整しまくっていたんだろう。

と、僕は思うだけです。違っていたらすいません。

翻って、会社でそうやって会議をうまく運ぶ人は「根回し上手」とか言われて陰口を叩かれるわけだけど、優秀なビジネスマンだよね。

ということで、僕も改めてこういう「官僚」の方々や「先生」の方々が、この委員会の場をスムーズに進行させるべく汗流していたんだな・・・って、委員会の議論とは全く無関係に感心しちゃった。

ということで、この都議会傍聴のお話はこれでオシマイ。
議論の内容は、後で議事録が都議会のホームページにアップされるんで、そっちを見てください。
とても興味深い議論でした。
っていうか、「根回し」で終止して結論しか分からない会社の会議と違って、それが根回しの結果であろうとディスクロージャーがしっかりしているのが議会の良いところだよね。

そうそう、今回のメインテーマと関係ないけど、この写真。

IMG_1762

これ、都議会の入り口にある女性の裸像なんだけど、なんだか「お尻がかゆい」って感じに見えて、「ニヤリ」としてしまいました。
・・・不謹慎ですいません。

ということで、また明日。
ではではー!

 

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能戸 淳

投稿者の記事一覧

北海道出身、金融界周辺に漂い十数年、
ですがその匂いが全く感じられないといわれます。
金融絡みの内容は書きません。中身はアラフォー関連のライフスタイル中心です。
なるべく楽しいエントリで埋め尽くしたいのですが、人間ですので辛口になることが多々あります。ご容赦をw

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