僕は、昔からどの会社でも孤軍奮闘系のポジションにいる。
今でもそうだ。
っていうか、僕はそのようなポジションを好んでいて、そのようなポジションの仕事を創り出すことさえしていた。
あ、「パーキンソンの第一法則」的なムダな仕事は創ってないよ。
こんな話をすると、これを持ち出すバカが良くいるんだよね。
大部分の人が忙しくしている時にふらっと定時に帰ったり、大部分の人がヒマそうな時に逆に徹夜や休日出勤をしたりしているわけだ。
最近、そんなヒマモードだったんだけど、そろそろエンジン始動?ってな今日、思わず知らずちょいと呑んで、帰宅した。
で、そんな帰りの夜道で、とぼとぼと街を歩いていたら、コンビニが。
去年止めたはずのタバコに火をつけ(でも休日は一切吸う気がしないのだ。なぜ??)、息を吐き出すと、横で20代後半と思しきスーツにコート姿の若者二人が何か文句を垂れている。
全く違う世界を垣間見ることが出来るからね。
逆に近しい人の話は、あまり耳に入れたくない。
何か、こう、人のEメールをのぞき見るようで、嫌な感じがするんだよね。
だから昔から人の会話の輪に入れないんだけど。
A「っていうかよー、だからアイツはどうしようもないんだよ」
B「でもさー、上司だからしょうが無いじゃん」
A「いや、ぜってー、ゆるせねー、アイツ!」(と言って、タバコを歩道に投げつける。あーあ、灰皿は目の前だぜ)
B「まぁ、待てよ。な、な」
僕は、タバコを灰皿に入れ、ニヤリとしながら歩き出した。
いつの時代も、どんな組織にいても、不満は尽きないものだな・・・。
そんなことを思いながら、歩いていたら、
「能戸さーん」
何年ぶりだろう、こんな奇跡。
大都会の何気ない街中で、かつての同僚に声を掛けられた。
実に数年ぶりに出会った。
ああ、こいつも、っていうか、こいつと、さっきの若者と同じように、不満を垂れあっていたな・・・。
言葉を2,3交わして別れ、「ふふっ、運がいいかも」と思ったが。
運はこっち↓↓↓で使うべきだと、家に帰って後悔した。
ま、僕が宝クジを買うことはまずないし、いい一日だったかどうかも微妙だったね。
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